カテゴリー「映画・テレビ」の17件の記事

2013/06/30

「絵本のいま」、お知らせ、最近のこと

6月も終りの日ですね……………Σ(º□º)
自分で言って、がーん!
時間の経つのが早すぎる気がします!

いまは年末にアップ予定の絵本に取りかかっているところなのですが、いろいろお知らせいきます〜

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「絵本のいま 絵本作家2013-14」に掲載していただきました。
中もちょっとちら見せ。

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204人の絵本作家さんと、32人の文章作家さんのインフォメーションが載っています。
若い作家さんが多いように思いました。このあいだウレシカさんでお会いした、きくちちきさんや加藤休ミさん、ミロコマチコさんも載っています。この本は、声をかけていただいたあとは自分の意志で載せるか載せないのかを決めるので、むろん載っていない有名作家さんもたくさんいます。(酒井駒子さんとかおくはらゆめさんとかたんじあきこさんとか)私はまだ駆け出しですので、ありがたく載せていただきました〜 (^.^)
絵本の話のいろいろな特集ページも読み応えあります。

それから、絵本「カラスのスッカラ」を、Pictioさんの新刊絵本紹介コーナーで紹介していただきました。8月の原画展お知らせも載せていただき、ありがたいです。

http://www.pictio.co.jp/museum/new-books/5189

"「カラスは黒い」という固定観念を吹っ飛ばす(ほどでもないけれど)、きれいなカラスは、今までの絵本ではあまり見たことはないですね。カラスをきちんと描ききっていて、すごく、いいカラスだと思います。"

「いいカラス」!えへへ〜と、うれしくなりました。
元々動物が大好きで、動物を描きたいと絵を描き始めたので、生き物をほめられるととてもうれしいのです。いいひつじ、いいペンギン、いいカラス、いいカメ、いろいろ描いていきたいですね。「こどもの本」8月号は、オカピなんですよ〜♪

もうひとつお知らせ。
7月14日(日)11〜17時に、池袋の東急ハンズさんで消しゴムはんこの実演をします。
おヒマなら、冷やかしに来てくださいね〜


さて、最近あったことなども少し。
書いておかないと忘れてしまうし、あとで見返すと楽しいので。
ルドン展へ。何度見てもいい、大好きなルドン。いまのテーマである、「黒」についてのヒントをもらった気がします。黒の中の青…

歌姫・鈴木亜紀ちゃんちで家飲み。ようやくスケージュルが合って実現。絵本ができたら飲もうと思っていたいただきものの「獺祭 大吟醸」も美味しくいただきました〜♪楽しかった。

内藤礼さんと畠山直哉さんの作品目当てで、資生堂ギャラリーへ。内藤さんの光のペインティングは、少し離れて気をつけて見ないと見えないくらいの、かすかでやわらかくあたたかい、でも大きな光。その横に立つちいさいひとも、ちいさいけれども確かにしっかりと立っていました。
畠山さんの初めて見るシリーズ、「あ、この天井いいな」と思ったら、ヴェネツィアのチプリアーニでした!もーヴェネツィアマニアとしては顔がにまにま。
ギャラリーを出て汐留のラーメン屋さんに森川さんと向かうと、内藤さんから着信が。すごい偶然。
気持ちいいお天気だったので、浜離宮庭園を散歩し、船に乗って浅草まで。
ほんとうに久しぶりにのんびりできた(しかも船にまで乗れた!)休日でした〜

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シードさんで打ち合わせ。
初めてsora x stampさんにお会いしました。8月にも東京営業所で教室をされるそうですよ!
打ち合わせから帰って、内藤さんとご飯。おしゃべりしまくる。

「こどもの本」の児童図書出版協会さんの懇親会にお呼ばれ。
編集者さん13人に囲まれましたw
美味しいお魚とお酒で、緊張したけれど楽しかったです!
私は人と会うのに緊張するのですが、どうもそうは見えないらしい。
最近は、自分で思っている自分のイメージ(地味で人見知りで引っ込み思案)と他の人が思っているイメージがどうも違うらしい…内藤さん曰く、「おばちゃんになったんだよ、お互い!」らしいです(笑)まあ、以前は、しゃべると泣く、というぐらい緊張しましたが、最近はそれはさすがにありません(笑)(ぺすかになって強くなった!)みなさんに、よいお仕事をいただいたお礼、このお仕事がきっかけで来たお仕事があることを言うことができました。「それが一番うれしいですね!」と言っていただけてよかったです。

ウレシカさんにお邪魔。
新たにサイン書いてきましたので、ウレシカさんに「カラスのスッカラ」サイン本がありますよー!

最後に最近見た映画。
「ロンドンゾンビ紀行」、予告編で老人とゾンビの時速1.7kmの追いかけっこを見てから見たかった作品。森川さんはゾンビ好きなのですw 原題の「Cockneys VS Zombies」のほうがそのまま映画に合っていると思います。やっぱり走るゾンビは嫌い!ゾンビ映画なのにほのぼのしていてよかった。面白い良い映画。
「グランドマスター」、ウォン・カーワァイ監督が撮ると、カンフー映画も映像美すごい!トニー・レオンのイップマンの圧倒的な強さもかっこいいし面白い。でも途中から、あれ?主役はチャン・ツィー?と思うほど、ツィーの斜め上からのアップばっかり。監督、どれだけツィーの顔好きなんですか〜!きれいだけど。しかも彼女の役は、強くかっこよく切ない。勝ったあとの決め顔で帰ったあと血を吐いたり。最後の台詞、「後悔のない人生なんて、味気ないわ…」にも痺れました。彼女とほんのちょっとだけ絡むチャン・チェンもかっこよかった。特に最後の「白薔薇理容室」の白衣姿。なんでも、監督が幼児時代に上海から親に連れられ香港に来た頃、近所の上海人コミュニティ内にあった理髪廳がモデルだそうです。当時、幼い監督は気づかなかったけど、実は凄腕の拳術家らが理髪師をしていた店だったとか。もうそれだけで映画1本出来そうな感じでした。 

さて、そんなこんなの日々ですが、絵本ラフがんばります〜


2012/11/30

最近見たもの

もう11月も終りですね〜
本格的に寒くなってきました。
電気代が怖いですw
明日12月1日(土)は、群馬の新田にあるジョイフル2さんでミニはんこ教室。お近くの方、遊びにきてくださいねー!お問い合わせもジョイフル2さんまで。

ヘビの柄はお好きなものなんでも♪
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最近見た映画や展覧会のことを書いておきます。

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映画「ヴェルクマイスター・ハーモニー」は、2月に見た「ニーチェの馬」の監督、タル・ベーラの2000年作品。これもまた、人の滅びゆくさまを描いている。見終わってぐったりしてしまった。人間のすることは全て無意味である、と…彼の作品には打ちのめされる。この後味は「白いリボン」に少し似ている。彼の映画を見ると「人間の滅び」ということを感じるが、彼自身もこの映画について「こんな灰色のどうしようもない映画を見てくれて感謝している。この作品を見て、我々がこれから、なぜ、何によって破滅するのか、そのことを感じ取って欲しい」と言っている。人の滅びゆくさまをここまでしっかりと見つめているからこそ生まれる、何かがあるように感じる。いや〜すごい映画。しかもこの映画は、2時間25分あって37カットしかないという、長回し!

それから、久しぶりに大規模なデヴィット・リンチ展@ラフォーレミュージアム原宿。

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リンチは誕生日も同じで、大好きな監督で、展覧会も何度か見に行っている。今回は久々の規模の大きな展示で、映像作品もたっぷりあって見応えがあった。
リンチのドローイングに繰り返し出て来るモチーフ、燃える家やラジオも健在。アホさ加減も健在で、まさかアヒルちゃん(お風呂に浮かべるアレ)があんなことになろうとは…!とか、微妙なところでなにか漠然とした嫌なものや暗いもの、奇妙なものを感じさせる感性もたいへん楽しませてもらった。
リンチ好き!

リンチのあとに、健全な紅葉(笑)
日曜日、お天気がよかったので鳩ノ巣渓谷まで行ってきた。
久しぶりに山や川に触れたいと行ったのだけれど、思いがけずに紅葉狩り!
冷たく湿った森の匂いがする山の空気や、渓流の音を堪能できた。
鳩ノ巣渓谷から白丸ダムまでは30分ほどなのだけれど、高低差がけっこうあって、最後の石段を登り切ると息が上がった。「こんなで息切れするなんて!」と悔しそうな森川さん(笑)いや〜普段の運動不足を実感しちゃったw でもとってもきれいだったからいいの。

私は、人が活動するためのエネルギーというものは、自然からしかもらえないと思っている。
都会で人間社会の中でだけ動いていると、エネルギーは消費されて行くだけだ。
だから時々、こういうところに行って深呼吸をし、山や川の冷たさを感じ、木々や岩のしっとりとした匂いを吸い込み、大きなものを感じることで、エネルギーを補給しないと作品は生み出せない、と思う。

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最後にはおいしいケーキとコーヒーもね♪
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2012/11/09

駆け足1週間

この1週間はなんだか忙しかったなー
というわけで、まとめてだだっと書いておきます。

先週の土曜日、吉祥寺でかっぱ展を、阿佐ヶ谷で猫展示を見た。
武蔵野市は、遠野と友好都市なんだ。
いろんなかっぱがいて面白かった。
その中でもすごかったのがこれ。

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かっぱ骨格標本、よくできてる!
感心していたら、Don't touchなのに持たせてもらえちゃった♪
革を針金に巻き付けて、骨のようにしている。お皿は象牙。
ちゃんと甲羅の下に肩甲骨まであった。
でもリアルなかっぱはやっぱり少し恐い(笑)最近リリースされた森川さんのカッパアタックのカッパはかわいいですよ〜w

それから阿佐ヶ谷のコンテクストにて、常設と坂本千明ちゃんの展示。千明ちゃんは紙版画作品も作っているイラストレーターさん。楳ちゃんシリーズに、ちょびっと煤ちゃんと墨ちゃんも加わってさらに良い感じ。「飼ってる人にしか描けない絵だよね」と森川さんもポストカード(と言っても1枚1枚手刷り!)などお買い上げ。私も写真のカレンダーやポストカードを購入。器は森川さんが気に入って買ったもの。飄々とした絵が森川さんぽい気が。

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原題は「Kill the Irishman」で、このほうが映画の内容にぴったり。実在したアイルランド系のギャング、ダニー・グリーン(レイ・スティーブンソンがぴったり)を主人公にして、孤児から成り上がった彼の人生とイタリア系マフィアとの駆け引き、抗争を描いている。で、イタリアンマフィアが何回も暗殺に失敗する(笑)不死身のダニー!「おれは誇り高きゲール(ケルト)の戦士だ!」と言うアイルランドに行ったことのないダニー。心はアイリッシュなのだ。犯罪にも手を染めるし、躊躇なく暴力も振るう。それでも家賃を滞納した隣りのアイリッシュの老婆の家賃を払ってあげたりする。老婆は「お前は死ぬまで闘うケルトの戦士だ。優しさもある」と言って、父親の形見である金のハイクロス(ケルト十字)のペンダントをダニーに渡す。
最近ちょうどオフェイロンの「アイルランド」を読んでいたので、ダニーの「ケルト魂」がよく判った。後世、ノルマンやデーンやスコティッシュの血が混ざろうと薄められようと、アイリッシュの底流には誰かに従うことを良しとしない、荒々しい、自由を求めるゲールの魂があるのだ。まさにダニーの性格はアイリッシュだなあと感心した。そして実在した人だと言うから、うれしかった。最後のエピローグも、まさになんだか分らない力でみんなを巻き込んでしまうゲールの暴れん坊の置き土産という感じ。(ここは内緒)なかなか面白い爽快な映画だった。
ヴィンセン ト・ドノフリオ、ヴァル・ キルマー、クリストファー ・ウォーケンという好きな俳優が3人も共演していたのもうれしかった。ヴァル・キルマーは太っちゃったけど〜w


月曜日は某所で9人相手にワークショップ。ATCのクリスマス版を作った。動き回っていたら、みなさんの作品を撮り忘れてしまった〜!ので、自分の作品をアップ(笑)

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火曜日はガス探知機の取り替えで部屋の片づけ、水曜日は「こどもの本」表紙の締め切り。無事入稿〜
そして、木曜日夜はArt Labo 深川いっぷくさんのいっぷくいっぱこ古本市の搬入。今日から開催中!こんな看板で出していますよ。ポストカードもちょっと発売♪宝理さんのお菓子も美味しいです!

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そして今日は再びワークショップ準備。
みなさまよろしくお願いいたしますー
初仙台、ワクワク♪

2012/10/21

内藤礼展「地上はどんなところだったか」、映画「おおかみこどもの雨と雪」

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先週、友人内藤礼展「地上はどんなところだったか」@ギャラリー小柳でのオープニングに行って来た。
彼女は近年、水や光そのものを作品としようとしている。
豊島美術館もその試みのひとつだ。
そして最近そこに、希望を信じる「ちいさいひと」も加わっている。
「ちいさいひと」は最近形になって現れたけれど、オブジェの対象として、あるいは会話の中には以前からよく登場していた。私も彼女も「ちいさいひと」が好きなので。
木で作られたオシラサマに似たちいさいひとは、小さいながらいろんな人がいた。とても小さい人、すらっとした人、悲しげな人、お尻の形がいい人、おかっぱの人。そして立って俯瞰した位置から見た時と、小さい人の地平に目線を合わせた時とでまったく違って見えたのだった。その地平では、いちばん遠くにいる人は、本当にとても遠くにいるようだった。不思議。
一緒に行った森川さんが、「どうして台の前半分にいるんですか?」と聞いたら、内藤さんは「ちいさいひとたちは、希望を信じてるんです。人を希望と思っていて、だからその人に向かって、期待で待ちきれなくて、わーって前に出ちゃうんですよ」と微笑んだ。
光そのものを描こうとしている作品に、今回は青色が加わっていた。「青が出てきたね」と言ったら、「うん、在ったの。空とか水とか、地球にある青が」という答えだった。シンプルだ。そして彼女が言うからには、それは真実なのだ。彼女の作品には、嘘が無い。だから気持ちいい。


「おおかみこどもの雨と雪」が終わらないうちに観に行った。
いろんな評が出ているようだけれど、私はいい作品だと思う。
ファンタジーと現実が、よい混ざり合い方をしている。
(この先ネタバレあり)
私はとても狼が好きで、狼は私にとって特別な動物なので、狼や狼男が出てくるというだけでうれしい。(ひどい扱いだと怒り倍増だけれど!)そしてこの狼男はかなりイケメン、声は大沢たかお(笑)
友人に「うらやましい!」と感想を言っていたら、狼男と恋をするほうだと思われたが、私が本当にうらやましかったのは雨だ。もちろん澁澤龍彦の「犬狼都市」に憧れ続けて来た私としては狼男を愛することももちろんうらやましいのだけれど、雨と先生のシーンを見てそんなことは吹っ飛んだ。
先生が雨を先導して野山を駆けていくシーン、もうあのシーンの間中、「うらやましい〜〜〜!!!」と心の中で叫んでいた。涙が出た。肉球と毛皮と四つ足と筋肉と尻尾が欲しかった。なんの装備も無く、自然を傷つけること無く、あの山奥まで行ってあの風景を見るためにはそれが必要なのだ。
私は狼になりたいほうの側。
という説明をしたら、狼好きの友人は「ああ、うらやましいのはそっちか(笑)そうだねー私も!」と言ってくれた。
雨の気持ちがよく判る。
だから、雨が先生が危ない、行かなきゃと言った時に花が「もう山には行かないで。家にいなさい!」と言ったのには腹が立った。私がお母さんなら「行きなさい!」って言う。家にいなさいと言った花に共感という意見を目にしたが、先生、死ぬんだよ?それでもそう言う?と思ってしまった。
主になろうと決意した雨はかっこいい。
どこかで雨が駆けていると思うだけで、幸せだ。
星野道夫さんもこう書いている。

「オオカミの徘徊する世界がどこかに存在すると意識できること。
 それは想像力という見えない豊かさをもたらし、
 僕たちが誰なのか、今どこにいるのかを教え続けてくれるような気がするのだ」

その通りだと、私は思う。

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2012/09/20

アーバス、ペンギン島、d design travelなど

わあ、もう9月も20日じゃありませんか〜
おそろしや…
記憶がなくならないうちに、最近見たもののことを書いておきます。

大阪の展示でお会いした神戸・月の会の方が、篆刻をやっていて本の展覧会に出品していますというので見に行った「THE LIBRARY 2012」展@TOKI Art Space。行ってみたら他にも知っている人がちらほら出品していた。オリジナルの本を丸ごと1冊、好きなようにいろいろやっていて面白かった。
そこを出てすぐにミナペルホネンにちょっと寄り道。
それから「歴史の天使」展@ワタリウム。アーバス、ボルタンスキーが出ているのだ。実物を見るのは久しぶり。やっぱり好きだなあと満足。10代20代に衝撃を受けたものは、いくつになってもこんなふうに胸に来るんだろうか。それともその作品の力なのか。

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最近、アーバスの言葉をまたたびたび思い出す。
「ものみな移り変わる。
 わたしはかつて見たことのない、 さまざまのものを見る。」
震災後に強く意識されるようになったことは、まさにこういうことではないだろうか。

映画「トロールハンター」、こういうの好き!
キリスト教徒の匂いにトロールは敏感w
映画「ハンター」、哀しかった。
デフォー渋い。でも動物は最後まで生きることを諦めないと思うの。
映画「マンク」、動機がなあ…
この手の映画は、キリスト教のタブーのタブーさ加減がキリスト教徒でないのでいまいち判らない。でもなんとなくあと一歩映画、惜しい映画。そして「この人たちはトロールに…w」と思ってしまった。

スリランカフェスで、アバウトに売られていたココナッツ(笑)

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「白石ちえこ写真展 いつか見た風景」@ART SPACE 繭。
絵本表紙のラフが描けたので、白石ちえこさんの個展最終日へ。昔の写真修正技法を使って、不思議な味わいの作品になっている。懐かしい、暗く曖昧な夢のような風景。いくつかはモノクロの絵のよう。「ペンギンもいます」とDMに小さく書かれていた通り、謎のペンギン島のフンボルトの写真も(笑) どこかにあるというペンギン島。
そして白石さんもロバ好きである。

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「大野綾子 角で 端を見る」展@表参道画廊。
昔、佐賀町エキジビットスペースでお世話になったTさんがキュレーション。重い石が、不思議な形に削られている。たぶんタイトルどおり、「角で 端を見る」ためのかたち。面白い感じがしたけれど、先端恐怖症気味の私はずっと見ていることが難しかったw

「d design travel TOKYO- 47の東京展 -」@d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)。
ふらっと入ったら、とても面白い展示だった。d design travel 東京のページを、テーブルごとにほんとうの「モノ」で再構成している。最初が「民藝館」だったのもうれしかった。いつも故郷がある人をどこかうらやましく思っているので、こういうふうに「東京」を見せてくれたのは、とても楽しかった。本、買っちゃった。

「Animals ライアン・マッギンレー展」@Tomio Koyama Gallery は、へんな作品で笑ってしまった。ヌードモデルさんの体に、動物がよじ登った傷がついていたのがよかったな(笑)

映画「モスクワ・ゼロ」、不思議な映画。
イメージ映画とでもいうのだろうか。そして悪魔は相対的なものという話かもしれない。子供たちはとても哀れだ…こちらの世界とあちらの世界には、境界があった方が良いようだ。

2012/02/25

馬の話

よく眠れず、早くに目が覚めちゃった。
この土日で、グループ展は終わりです。
2日間、お昼ごろからギャラリーにいる予定です〜
よろしくどうぞ♪
新作の「春の馬」について、「人間なんか関係ねえっていう、自由な馬だ」という感想をもらいました。
うれしいー
NYのクロイスターズで念願の「囚われのユニコーン」を見た時のことを思い出します。
囚われてはいるけれどもその目は自由だ、遠くを駆けていると思ったのでした。

2月16日(木)~26日(日)
AM11:00~PM7:00 (日曜日はPM5:00まで)

女性アーティスト4名による絵画展です。 版画・切り絵・イラストで表現するひと足早い「春のたより」をどうぞご覧ください。
GALLERY HIPPO
Tel &Fax:03-3408-7091
E-mail : info@gallery-hippo.com
〒150-0001 渋谷区神宮前 2-21-15

**

昨日、「ニーチェの馬」という映画を観てきた。
余分なものが一切削ぎ落とされた、圧倒的な映画。
なにかこう、打ちのめされるような終末の映画。
哲学的であり象徴的であり、現代ではリアルでもある。
共感もある。
そしてこういう感じを知っていて表現できる人が世界にちゃんといるということの後ろ向きなうれしさ。
生きるってなんだろう。
文明の終りというものを、最近ずっと考えてる。それは以前のように架空の話や仮定の話ではなく、かなり身近なリアルなものになってきている。そしてそれを感じている人が世界中にいるということを、最近の文章や映画で実感する。でもその中にこそ、微かな希望もあるんだなあとも思う。浮ついた楽しさでなく、ちゃんと感じる大切さ。真剣に考え、感じることを忘れずに、生きたいと思った。
「自らこうなるようにしてきた」という映画の台詞が残る。

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シアター・イメージフォーラムにて上映中。
3/3まで。

2011/11/25

「Mr. Nobody」、畠山直哉展

3日前の夜から、なんだか急にアンコウが食べたくなった。
ART&CRAFT KOTORIのコトリさんに「タチポン」の話を聞いて連想したんだろうか。「タチポンが食べたーい!」というコトリさんに、「タ、タチポンってなんですか〜?」と聞いてみたら、北海道では鱈の白子をタチと呼び、特に真鱈の新鮮な白子「マダチ」をポン酢ともみじおろしでいただくのが北海道の冬のはじめの楽しみなのだということだった。なるほど〜
たぶんそこから、濃厚クリーミー→アンキモを想像したのだろう。
というわけで、一昨日はふたりでアンコウ鍋をつついた。美味しかったー♪アンキモはもちろん、プリプリの身も海老も野菜もキノコも。調理はもちろん料理得意な彼。締めに作ってくれた雑炊がまたちょうど良い加減で大満足。美味しいものは幸せなり〜
食べたいものを食べたい時に食べるというのが、いちばん体に良いと信じている。
いちばん厄介なのは、おなかが空いてもなにが食べたいか判らない時。
食べたくないときは食べなければいいだけだ。

DVDで映画「Mr. Nobody」を鑑賞。

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パラレルワールドの記憶を持っている主人公。選択のたびに違った人生があったのだ。量子力学的なパラレルワールドをとてもセンスの良い映像と音楽でイメージ豊かに説明臭くなく描いていて、判りにくいような構成が判りにくくなくしっくりきた。バタフライ効果やひも理論、ビッグクランチの話も出てくる。でもビッグクランチは起こらないということになったんじゃなかったっけ?と思ったり。「未来は思い出せない」という台詞が出てきたが、私は未来も思い出せると思う。そういう体験がいままでもあったし。時間の連続体を思えば、すべては同時に存在しているのだから、それを感知することもあるだろう。生き物は機械のセンサーよりも敏感だ。
シーンごとに効果的に使われていた音楽もセンス抜群。大好きなフォーレのパヴァーヌやバッハの無伴奏ソナタを筆頭に、サティや懐かしいポップス、オペラやベンジャミン・ブリテンのシンプル・シンフォニーなどが耳に残った。
あと、15歳のときの主人公が美少年(笑)
とても面白い映画だった。
森川さんに「ヌカカの結婚」みたいな量子力学の絵本を作って欲しいーw

23日は、クリ8の展示を見てお昼に「瞠」のおいしいラーメンを食べて、畠山直哉展@写真美術館へ。
畠山さんは友人内藤礼さんの作品写真をずっと撮影してくれているひと。そして森川さんの大学の先輩でもある。大辻先生のゼミで仲が良かったそうだ。
畠山さんの作品は、とても力があった。
どっしりと明確で、「土地」を感じるものが多かった。
「大地」は自然の風景だけれども、人が住んだ場所、人の気配のあるところが「土地」だ。
フランスなどで撮った写真は、ぴしっと一個の作品として確立されていたが、それに較べて被災した陸前高田(畠山さんの故郷でもある)の写真は「撮っても撮っても撮りきれない」という感じがした。これは作品なのか、記録じゃないのかという批評もあったらしいが、私は「撮らずにおれない」というこの気持ちがある限り作品だと思う。「記録しておこう」なんていうレベルの気持ちではない。
最後のコーナーは、14年前の最初の写真集「LIME WORKS」からの連続写真のビデオだった。天井までの巨大なスクリーンで見る爆破の瞬間はすごい迫力だ。私には人間が大地に行った暴力のようにも思えた。どれくらいの距離で撮ったんだろうと言ったら、「石が当たることもあるって言ってたよ」と森川さん。そして、「あんなに完璧主義者なのに、スライドの送りの時間がデータの重さによって微妙にまちまちなのが信じられないな〜」と言うので、それは畠山さんが静止画像の人で、森川さんが映像の人だからでしょうと答えた。気になるところって、人によって本当に違う(笑)
あとで内藤さんとも話をしたのだけれど、とてもテーマが明確に判るよい展示だった。
フランスの、馬の写真と雪山の写真のポストカードを買って帰った。

帰りに食べたケーキ♪

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2011/01/28

「やさいのかみさま」、最近のこと

久しぶりのブログとなってしまいました。
まずはお知らせ。
「やさいのかみさま」の見本が届きましたー!

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ものすごく、やさしい本。
デザイナーのアロハデザイン・木ノ下さんが選んだ紙は、柔らかく手に馴染む。
文字のすき間も、ふんわりと軽い。
だから、カノウさんの中身の濃い文もすらすらと読めてしまいます。
そして私のカットも、ちょうどいい案配にレイアウトされていて、カノウさんの文に寄り添うことができました。
うふふ。
うれしいな。

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本屋で見かけたら、どうぞ手に取って見てくださいね。
不思議な、やさいのかみさまから降ってきた野菜レシピもたくさん載っています。

さて、最近のこと。
年末からちょっと前まで、考えることがいろいろたくさんあって、なんだかドキドキと落ち着かず、ブログが書けないような心境でした。それも1月20日の自分の誕生日頃からようやく落ち着いてきて、また作品を作る心持ちになってきました。
人との関係、信じるということ、作るということ、先のこと、そういうことを主に考えていました。
そして、それは自分の想いや意思なのだと、自分で納得できた気がします。
そういう気持ちになれたのは、大切な人との言葉のやり取りや、誕生日にたくさんの人がお祝いしてくれたことや、「祝いの島」(ほうりのしま)という素晴らしい映画を見たこと、美しい月を見上げたこと、友人のなんともよいライブを聴いたこと、梅が咲いていたこと、母の友人の娘さんが亡くなったこと、光がきれいだったこと、そういう泣けてくるような無数の事柄が私の中に重なり降り積もり、少しずつ世界のかけらを見せてくれたからだと思います。
私は私にできることをして、自分の心に「何をしたいのか」と問い続けるだけなのです。
世界は怖くて、美しくてやさしい。
みんなありがとう。

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ももこは本名デス。w

25日にみなちゃんのminacha-yamでの上映会で見た「祝いの島」(監督纐纈あや)は、本当にいいドキュメンタリー映画です。何か主張を声高に押し付けるでもなく淡々と島の人々を見つめる目線は、登場する人々に存在感を持たせることで逆に彼らの主張する「原発は要らない!」ということに説得力を生んでいます。あんなに豊かな美しい島や海をだめにしてはいけない。こんな人たちに「心を引き裂かれた」なんて言わせることはあってはいけない。「命をかけて何かしたことはあるか」というおばあさんの言葉が響きました。
もし見てみたいと思われた方、2月13日に九段下で上映会がありますよー
ぜひ。
http://www.hourinoshima.com/

あー久しぶりで、長々と書いてしまった!(笑)

2010/01/15

記念写真

ネットで拾った記念写真!
友人曰く、
「ぺすかベイベー、無事に終わったよ、ありがとうハート
に見えなくもない、と(笑)

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ああ、ミッチーのサインは家宝です・・・

2009/08/25

テレビで

わぁ、もういつのまにか25日・・・やばいです〜
あせってます〜
という感じですが、お知らせです。
8月26日(水)7時15分頃〜20分頃、関西の番組「おはよう朝日です」の「トレンドエキスプレス」というコーナーで、消しゴムはんこを取り上げるそうです。
その中で、私も参加した「消しゴムはんこ ちいさな図案集」(ブティック社)が津久井智子さんの本と一緒に取り上げられて、その中のものを作ってみるそうです。
どの方の図案を使うのかは分からないんですが。
この番組、関西のみなので、私は見られないのです〜
もしご覧になれる方はぜひ♪

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